気になるグッズ

わが師、坂村健教授の強力なライバル (?) となる存在がこのごろ頻繁に出現する。ウェアラブル・コンピュータを研究テーマにする神戸大学工学部の塚本昌彦教授である。マウスやらなんやらをゴテゴテ身にまとうスタイルで、イケてるルックスを台無ししているデジタル・ジャンキー。でも、彼のまとうキーボードと HMD (ヘッド・マウント・ディスプレイ) が最近とても気になって仕方ない。

システム手帳大のキーボードは肩から掛けて腰に位置する。ワイヤレスなら使いやすそう。HMD はあのまま着けたら周囲に振り向かれ笑われてしまうが、一昔前の双眼鏡のようなものに較べたらかなり小型化されてきている。もう少しがんばればサングラスになるのではないか? Oakley か Georgio Armani のサングラスのようになればぜひかけたい。

肩掛けキーボードとは言わないまでも簡易入力装置と HMD さえあれば、移動中でもメールや本が読める。勉強時間確保のため移動時間も大切に思うこのごろ、昔はまったく興味がなかった入出力デバイスや応用コンピューティングが非常に気になるようになってきた。専門をコンピュータ*1から別分野にシフトすればするほど、興味対象がコンピュータに回帰する不思議。

*1:本当の専門はコンピュータではなく、計算量理論、最適化、暗号プロトコル電子商取引プラットフォームといったコンピューティングなのだが。