ピーター・ドラッカー

おっと。Nikkei Net (2005.11.12) の記事

経営学ピーター・ドラッカー氏が死去

 【ニューヨーク=発田真人】「経営学の父」と呼ばれた米経営学ピーター・ドラッカー氏(95)が11日朝、ロサンゼルス近郊のカリフォルニア州クレアモントの自宅で老衰のため死去した。同氏が教授を務めていたクレアモント大学が発表した。葬儀の日程は未定。

 1909年、オーストリア生まれ。フランクフルト大学を卒業後、経済記者となるが、ナチス・ドイツの反感を買い、英国に逃れた。民間保険会社のエコノミストなどを経て、渡米し、ニューヨーク大学教授に就任。「現代の経営」「イノベーション起業家精神」など約30の著作を著した。

 46年の著作「会社という概念」は自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の研究会に招かれたのがきっかけで、経済学会に閉じこもらずビジネスの最前線との交流にも積極的な異色の学者として知られた。「従業員はコストでなく資源だ」とするモチベーション理論は半導体大手インテルなど米国のベンチャー企業のぼっ興にも大きな影響を与えた。 (10:40)

経営学者っていうのかな。もっとマクロな経済の分析家というか、企業経営をベースにした思想家・哲学者のような気が。