Private Pilot License Training - 2nd Day, 9th Stay

Lesson 23 Solo Cross-Country

N9551L で 3.1 H の Solo Cross-Country Flight、3 Landings。

8 月から待ちに待った Long Solo Cross-Country。早起きして Navigation Log を作成、Flight Plan を File する。9:18 頃エンジンスタート。Ground Control に Request Flight Following をして Taxiway D から RW 6R に向かう。Wind 090 at 9。

RW 6R から 9:30 頃 Take Off、Left Turn して "Climbing up to 5,500 ft" と Guam Departure へコンタクトするものの M 教官の乗った N9853L が近くにいるため "Maintain VFR, at or below 2,500 ft" と高度制限を課される。2,300 ft 前後を維持しながら Ritidian Point へ向かう。しばらくすると "VFR altitude at your discretion" となったため、5,500 ft へ上昇し、Enroute Climb Check する。5,500 ft で Level Off & Cruise、Cruise Check する。

Rota の上空は 2,000 - 7,000 ft 近辺に雲が厚くかかっているため、7 〜 8 NM ほど手前から Full Throttle に入れ 7,500 ft まで上がる。復路ではどうか晴れていますようにと願いながら Rota を後にする。ここで Guam Departure 118.70 から Guam Center 118.40 へ周波数変更。往路クルーズ中はトラフィックは少ない。

Saipan ATIS をとると Information E, Wind 100 at 13, Altimeter 29.92。Aguijan (通称 Goat Island) にかかる頃に降下開始、Guam Center に "Start descending to 2,000 ft, inbound for Saipan, with information E" と告げる。しばらくすると "Traffic left 8 mile north-bound south-moving*1 at 9,500, Report traffic in sight" との報告を受ける。探すものの高度を聞きとれず下側を探していたため見つからず。次に "Traffic left 5 mile north-bound descending at 6,500 landing to Tinian, caution to the wake turbulence" と言われるがこれも高度と目的が聞き取れず、north-bound と言われていることから Saipan への着陸機でそれに続けとそのうち言われるだろうと想像する。さらに "Traffic 10 o'clock 5 mile at 4,000 descending" と報告され、高度がわかるものの、雲が阻んでまだ見つからず。そして "Traffic 11 o'clock 5 mile east-bound at 3,500 descending to Tinian airport" と報告される。ここでようやく視認でき、また Tinian に着陸するために自機のコースを横切ることを認識する。高度を下げず、速度を落とし、やや左に変針してやり過ごす。

Guam Center 118.40 から Saipan Tower 125.70 へ周波数変更し、"5 mile south of Tinian airport, inbound for stop & go, with information E" とコンタクト。Saipan Tower からは "Report North Field" と返ってくる。Saipan はいつも右からの風が強いが、10:54 頃きちんとセンターに Smooth Landing。Saipan で Stop & Go した後に Right Turn Out し、Rota へ向かう。Saipan Tower から Guam Center へ切り替え、Request Flight Following。すぐ後ろを 14,000 ft まで上がる ATR がついてくるらしいが、後方上なのでまったく見えない。Guam Center からはしばらくの間「ATR がついているよ」と言われ続けるが、近いからこそ変針して確認するわけにもいかず、緊張しつづける。

Rota に近づくかなり手前で Guam Center 118.40 から Guam Approach 118.70 へ周波数変更する。Rota Altimeter は 29.92。Rota 周辺はやはり雲に覆われている。Rota で Stop & Go できなければ今回の Flight の意味がないが、本当にできるのか不安になる。10 NM まで近づいた際には意図するところを Radio で Call しなければならない。雲の下側を覗くため 15 NM あたりで降下開始。本来は すぐに Guam Approach へコンタクトし "Start descending to xxxx, inbound for Rota" と伝えるべきだが、まだどうするか決心できないためしばし保留。少し降下してから "Start descending to 2,000" と伝えるが、それでもまだ意図は言えない。1,300 ft くらいまで下げ 9.6 NM まで近づいてようやく Stop & Go できそうだと判断し、"Rota traffic, Cessna N9551L, 10 mile to the north, inbound for stop & go on RW 9, Rota traffic" と宣言。他機はないとの報告を受け一安心。しかし、よく考えると Rota へは一度しか来たことがなく、また厚い雲の Ceiling で視界が限られるような圧迫感もあり、RW の位置がどこなのか若干の不安を感じる。"5 mile base" と宣言するものの Base を近くにとりすぎて "3 mile final" と宣言できないのではないだろうかという不安を拭えず*2、Sectional Chart を見直したり、やや右に変針したりする。Traffic Pattern は歪んだものの、正面に RW 9 を捉えることができ Approach。南の山から風が吹き下ろしているのか Rota の Final 1.5 mile くらいはいつも高度が下がる。うまく補正しながら 11:43 頃 Smooth Landing、Stop & Go で Right Turn Out。"Rota Traffic, Cessna N9551L is now airborn, turn right out to Guam" とコールして Climbing Right Turn。

今回のタスクをほぼ終えて一安心。雲を避けながら Guam Airport をめざす。Guam ATIS をとると Information C, Wind 110 at 11 Gust 20, Altimeter 29.90。Ritidian Point の沖 10 NM くらいで "Start descending to 2,000, inbound for Agana airport" と Guam Approach へコンタクト。Abeam Ritidian Point で Guam Approach から Agana Tower へ周波数変更。Agana Tower から "Enter left downwind" と指示される。

Two Lovers に 2 mile まで近づくと Cesnna N738AR が RW 6R から Take Off し Left Turn Approved される。Entering Left Downwind あたりで N738AR がこちらを in sight し、2 〜 3 秒遅れてこちらも "Departing traffic in sight" と報告すると "RW 6R, cleared to land" と Landing Clearance が出る。Before Landing Check を済ませ、Base Turn、Final Turn で Smooth Landing。Turn Right at E で到着。Flight Plan を Close して最後の要件であった Solo Long Cross-County が完了。I'm safe back to Guam !

飛んだコースはこちら

*1:録音した ATC では確かに north-bound south-moving と言っているがそんなことはありえず、south-moving というのはおそらく誤り。

*2:実は Final で 3 mile とるなら島の西端で Final Turn しなければならないので、1 mile final の間隔で近づいて "3 mile base" との宣言でよい。また、うまくいかないなら Go Around してやりなおせばよいのだが、そのときはワンチャンスと思っていた。