Private Pilot License Training - 3rd Day, 9th Stay

Lesson 24 Check Ride Preparation

Wind 050 at 111。同乗は M 教官。N9551L で 1.1 H、2 Landings。

ひさしぶりの同乗訓練 (Simulated Check Ride もどき)。Radio & Navs Check で Nimitz VOR にセットすると、さっそく「この VOR 設定はどのように確認できますか?」と質問される。「モールス音の ID で」と答えると「それが正しいとどのように確認しますか?」と聞かれ「?」となる。答えは「Sectional Chart の Nimitz VOR を見てそのモールスパターンを確認しなさい」とのこと。つまり、手許に Sectional Chart を持っていないことをダメ出しされたわけだ。そして ATIS。Local Flight だからと Wind, Altimeter, NOTAM のポイントだけを聞いていると「書きとめた方がよい」と指摘される。

RW 6R から Take Off し Right Turn。500' AGL を超えたので Barrigada の丘の手前を Turn しようとすると「ダメだ」と怒られる。空港標高からではなく丘から 500' AGL とらないと危険であるし、Barrigada の住民から Tower や FAA に苦情が行くらしい。

2,500 ft くらいに上がってから Talofofo 辺り 2,000 ft に雲があることを視認し、その下を潜っていくことを決断したが、教官曰く「METAR や TAF で予め雲の位置を把握し、事前にプランニングしてこそ PIC だ」と言われる。うまい人は飛ぶ前に予想コースを通知するという。

Power-Off Stall をやるが Heading が 30°もずれてしまいうまくいかない。加えて指摘されたのは、Recovery で Full Throttle すると同時に Flap 20°まですぐに上げるということ。Stall は Stall に入れる訓練ではなく、回復する訓練。その手続ができていない。PTS Allowance に入れることを意識して何度か練習する。Power-Off Stall には通常のものと Landing Stall と 2 種類あると教わる。それで疑問が氷解。夏に T 教官に教わった Power-Off Stall はそれまでに教わったものとずいぶんと違うなぁと思ったのだが、それは Landing Stall だった。Check Ride ではどちらでもよいらしい。Landing Stall の方が急がなくてよい分、おちついてできるため、今後はこちらにしようと思う。

Practice Area を後にして Airport へ向かう。ATIS を取るなど準備をするが「Check List に沿ってやっていない」と指摘される。

そして Short-Field Landing を 2 回実施。ダメなときの Landing は高起こしのせいかと思っていたが、真の原因は Flare の加減だと判明する。York を急に引きすぎて失速ぎみになり不安定になるとのこと。

Lesson XX <>

Wind 090 at 10 Gust 20。同乗は M 教官。N9551L で 1.4 H、2 Landings。

RW 6R から Take Off して Turn Right。Enroute Climb Check List をやるが、やや曲がりながら薄い雲を通りながらだったので「落ち着いてから実施、雲を通るな」と指摘される。確かに Check Ride では Violation と判定されてしまうかもしれない。Check Ride は自動車運転免許の最終検定と同じ。たとえ安全でも停止線で一時停止をしなければ、認知・判断能力不十分と判定され即不合格となる。再び上昇するときに Enroute Climb Check, Cruise Check をしようとしたが、Check List は1レグに1回やればよい。

Power-Off (Landing) Stall は計器を見すぎてしまいやや不安定に。外を見ると安定する。Power-On Stall はうまくいく。Turn Around と S-Turn はかなりうまくいき、厳しい M 教官も隣でうんうんうなずいている。

今日は同乗訓練でひさしぶりに飛行中に喋って緊張が解けたのか、後半の Radio Communication でうっかり教官を伺うという頼りグセがでてしまいぐだぐだに。緊張と緩和で気が緩むとミスしそうになる。これは Check Ride でも気を付けるべき注意点。試験官がわざと仕掛けてくることも想定される。

Airport に戻り Short-Field Landing と Soft-Field Landing。今日の Landing はかなりきれいにいく。

本日の重要ポイント

  • Barrigada の上空は充分余裕をもって飛ぶ
  • 適度な Landing Flare を心がける 急激に余分に行うと失速し、しりもちする
  • 緊張と緩和 (をしかけられて) も気を緩めない
  • Outside of Taxiway で呼びかけた後の Agana Ground は "Contact Ground" と言っている *1

*1:これまでコングラと聞こえていたが、いまごろわかるようになる。いや、やはりコングラと言っている。