Private Pilot License Training - 6th Day, 9th Stay

Lesson XX

Wind 030 at 12。N9551L で 1.3 H の Solo Flight、3 Landings。

RW 6R から離陸後 500' AGL を確認し、Barigada の丘を余裕をもって越えてから落ち着いて Enroute Climbe Check をこなす。Practice Area B 5,000' に向かう途中で Slow Flight に入れて変針する。Slow Flight は常に安定している。Practice Area B で Power-Off Landing Stall を 2 回試す。落ち着いてやればうまくいく。Power-On Stall を 2 回試すが、うまくいかない。上昇時に右 Rudder ペダルを強く踏み、Heading をずらさないようにしているのだが、Stall に入った瞬間からは右 Rudder が強すぎて右に落ちていくようだ。Stall の瞬間に Rudder を弱めるとよいかもしれない。

次に Emergency。前回の Local Solo Flight のときの反省を活かし、落ち着いて Procedures をこなすとともに、65 KIAS 維持でどの辺りまで滑空できるか計る。方位磁針の上底に見える辺りがたどり着けるライン。4 NM で 3,000 ft くらい下がる*1。さらに Make 360 すると 800 ft くらい下がる。やはり遠くにはいけない。

Pago Bay inbound すると一旦 Continue Approach となった Tower の指示が Hold over Pago Bay due to Approaching Traffic となる。United Air 182 が南からアプローチしており "Traffic should be United 10 o'clock" と報告がある。実はこのとき "Traffic Cessna 2 mile south of Pago Bay at 1,600'" とも言われていて近くに Cessna がいたのだが、United Air にしか気づかず、Cessna はしばし放置。旋回中の視線の先に島の東南端方向から結構な速さで VOR inbound してくる B737-800 が見える。"Traffic in sight" と報告すると "Traffic to be followed is B737 about 7 mile final, report traffic in sight" と早口で言われたため、"Follow the traffic" として Base を直進する。ところが、速いと思っていた B737-800 の Final Approaching Speed が遅く、追いつきそうな勢いになったため、Throttle を絞り蛇行したり、左側の Leo Palace の方へ寄せたりしながら時間を稼ごうとする。すると今度は Leo Palace 上空にいた Cessna Skyhawk が inbound し始めて挟まれてしまう。B737-800 の Wake Turbulence と後方の Cessna の接近を恐れながら Final へ。これは管制官 (女性) の采配がちょっと悪い。Traffic 関係でこれまでに一番怖い Leg となったが、危ない目に遭うことなく無事 Smooth Landing で Touch & Go。Left Traffic Closed Approved。

その後 Short-Field Landing を 2 回試すが、さきほど Private Pilot である S さんの機に同乗させてもらい、その着陸イメージが残っているためか、York を急激に引きすぎて Flare が不安定になるクセも出ない。PTS Allowance の、さらにその中心にピタッと降ろすよう意識し、きれいに着陸する。

今回のコースはこちら

本日の重要ポイント1

Solo Flight する前に、Commercial Pilot コースに入るために自主訓練をされてる S さんの Copilot 席に乗せてもらった。他の訓練生が操縦する機に同乗するのは 2 年ぶり。参考になることが多々あった。

  • Engine Start や Engine Run-up では Parking Break を使う *2
  • Engine Run-up だけではなく Engine Start のときも Backside Check を行う
  • 駐機場の飛行機を確認し、何がどこにいるか想像する *3
  • 上昇時には 500' AGL を声だし確認
  • チェックリストはなめらかに実施
  • Clearing Turn を声だし確認
  • 到着後の Ramp Control は "Proceed to the parking" と言っている*4

本日の重要ポイント2

  • Power-On Stall で上昇時に強く踏む右 Rudder は Stall する瞬間に緩める
  • 方位磁針の上底に見える辺りが Best Glide でたどり着けるライン

*1:向かい風が結構強いため、Ground Distance 基準で滑空比率 8.2 くらいになる。無風あるいは Air Distance 基準なら本来 9.0 くらい。

*2:Breaks の踏みが甘くて動いてしまうミスがなくなる。チェックリストの Break 項目は Parking Break を想定している箇所がある。

*3:飛んでいないなら ACI Hangar には Sky Dive 機が 2 機、Tower そばには Cessna Skyhawk が 5 機いる。

*4:これまでスィートパーキと聞こえていたが、いまごろわかるようになる。