Private Pilot License Training - 3rd Day, 10th Stay

Lesson 27 - End-of-Course Check

Wind 070 at 16 Gust 24。同乗は K 教官 (社長)。N9853L で 2.3 H、2 Landings。

Simulated Check Ride。1,500 ft で Level Off。雲を避けた後 5,500 まで上昇。お疲れの教官は上昇のあいだ寝てる。

そして VOR Navi。その後、Chart を使って Pago Bay への Divert を計画する。ただし、Guam Approach から Parachute Jumping Zone が Active のため島の西側に留まれと指示されたため、初めて Apra Harbor を経由して Practice Area B へ行くこととする。Practice Area 近くで "Request Maneuvering between 6,000 and 3,500" と報告し、Maneuver 開始。Slow Flight、Power-Off Landing Stall, Power-On Stall を実施。

ここで教官が Turning Stall をやろうと言い出す。Turning Stall とは旋回中の Stall のことで、不安定な状態から入るため Spin の可能性がかなり高い危険な Maneuver。教官曰く「Private Pilot License をとって独り立ちする前に訓練することで安全性が高まる」とのこと。Bank しながら機首が真下を向くような Stall から怖い思いをしながらも Aileron を使わず Rudder だけで Recovery すること 2 回。Spin に入らないよううまく対処した。

その後、右 Steep Turn を 1 回きれいに回ったところで、すぐ教官が「続いて左やって」と要求する。しかし左には雲があるため断り Heading Change を要求すると「よい判断だ。試験官もこういうプレッシャーをかけてくるが、PIC としての責任ある判断をしなければならない」と。Heading Change した後、左 Steep Turn するが今回は Exit Heading が 20°ほど行き過ぎてしまったため、それとなく Rudder で戻す。

そして NASA アンテナ近くの土砂集積場 (?) 近くで Emergency を実施。Memory Item で Keep A/S 65, Search a Landing Point, System Check, Restart Ignition, Declare Emergency をやりきる。教官から「何か忘れていませんか?」と言われるがわからず。「全部やったと思いますけど...?」と答えると「このままでは Fail ですね」...それでもわからない...「非常時のセリフではないですけど、後ほどちゃんと勉強しますので...」と言うと「Checklist での確認がありません」と言われる。

Go Around し 1,200 ft で Level Off して Airport へ向かう。ATIS をとるが、やはり Approach Setup Check をし忘れる。Pago Bay の南に少しだけ雲が張り出していたため、三角飛びのように沖を廻ると「この高度で沖に出ると Emergency で陸に届かない」「冬場だと風が強く波が高いため、特に子供は助かりにくい」と指摘される。うーん、プロはそこまで考えて飛ぶのか。といって、この低高度で雲の下を潜るのも危険な気がするが。

RW 6R に Nomal Landing で Touch & Go すると Tower から "Turn right, Proceed and hold over Pago Bay" と言われ、Pago Bay 待機。Hold でも Emergency でも旋回はできれば Pilot Side (左側) で実施する。何周もすれどもなかなか Inbound Clearance が出ず。Pago Bay から外れないように、迫っている雲にかからないようにと、ときおり Steep 気味に Turn すると教官が「酔うからやめて〜」とのたまう。さっき 45°Bank の Steep Turn に平然と乗っていたくせに...本当の理由は、低速・低空での Bank や Pitch Up は Stall の危険があるから。

20 分くらい Hold した後、Inbound for Full Stop。Normal Landing をきれいに決めると、Tower から "Turn right at D" と言われる。すると教官が「ちょっと貸していただけますか? I have the control」と言う。「?」と思っていながらも "You have the control" と返すと Throttle をちょっと吹かして浮き上がり、また Landing。「何ですか?」と聞くと「サビ落としです」と。機体のどこかがサビついているのか、それがちょっと浮き上がって降ろすだけで落ちるのかと思ったら、実は教官も Landing の練習をしたいのだと。 目の前にせまった Taxiway D を右に曲がり終了。

本日の重要ポイント

  • Brakes Check は、Throttle をふかして進み、両足で Brakes をかけ止まり、そのまま Hold して Throttle をふかしても進まないことを確認
  • Take Off するときは、踵を床につけ Brakes を踏まないようにしないと危険行為とみなされる
  • Left Side Check, Right Side Check は後方まで確認 (後ろに Formation Flight を練習している機がいるかもしれない)
  • Memory Item であっても最後に Check List で確認
  • VOR Navi は使用する度に Station Identifier を確認