Cessna 172P Skyhawk 体験操縦

幼少のころ乗った YS-11 が嵐の日高山脈でとんでもなく揺れたことから「プロペラ機なんて乗るものか!」と決めていた。が、昨年 SAAB340B や DHC-8-300/400 で日本各地を回ったときに、小型プロペラ機は飛行原理を感じることができる*1ことに気づき、生まれたときから身近ではあった飛行機に本格的に興味を持ってしまった。

そんなこんなで FAA Private Pilot License を取得できるのかどうか、その前に、飛行機操縦の適性があるかどうかを計るために Guam で Cessna 172P Skyhawk を体験操縦してみた。

Intro Flight

同乗していただいたのは美人の A 教官。美しい機体の N9853L で 0.7 H の Flight。

Yoke の引き具合、戻し具合がわからず、ちょっと引き起こし気味で RW 6R から Take Off。RW 6R から飛ぶと右からの風を感じる。シミュレーションとは感覚がまるで違う! アンダーソン空軍基地の脇を抜けて Guam 島北部の海へ。山を越えると、気流が悪くて揺れる。

訓練科目を実施するために Hagania の方 (だと思うがよくわからない) へ戻ってくると、「演習中の軍爆弾格納庫の上空だから危険だよ」との注意を (おそらく Tower から) 無線で受ける。実際の訓練科目を取り入れた体験操縦コースだが、訓練がどのような内容か想像がつかないので「怖いのはやめてください」とだけ事前に断っておいた。Lasy Eight*2 は怖くない。Steep Turn はちょっと怖い、というより G がかかって気持ち悪い。バンク 60°にもなると (高度維持のために Yoke を引くことにより、機体の上下方向にかかる加速度が) 2G になるので目を剥きそうになる。私とは逆にスリリングな飛行をリクエストする人もいるそうだ。

Approach する前に教官が無線と目視で周囲の航空機をチェック。「あそこに飛行機がいますが、見えますか?」と言われるも、何度見直しても私には見えず。「見えません」と答えると「私には見えてます (から大丈夫)」と。。。やはり Pilot は目がよくないと NG なのか? Landing も何もできず。。。

帰り際、操縦の適性があるかどうか聞いてみたところ「ある」とのこと*3

*1:伊丹-但馬線は気象条件がよくないことが多く、やはり怖い思いをしたのだが。。。

*2:上昇してフリーフォールのように落ちることを 2 回繰り返し、8 の字を書くように飛ぶ。

*3:このような質問は多くの人がするであろうが、体験操縦してこのような質問をする人は誰でも「適性あり」とおそらく言われている。