今週の授業について (12/19 〜 12/24)

月6 税務会計A (勝島敏明先生)

今週のテーマは、繰延資産と資本税務会計

月7 戦略的思考とコミュニケーション (川本裕子先生)

今週のテーマは、期末プレゼンテーション。

14人が発表。

水6 国際会計トピックス (高橋健一先生)

今週のテーマは、組織再編と事業分離会計。

例に挙げられた企業はどこかで見たことがあると思ったら、うちの担当クライアント。クライアントといっても通常の売買取引であれば大した意味は持たないが、ERP システム導入となれば重要な機能を掌ることになる。「財務諸表は記録と慣習と判断の総合的所産*1」という言葉における「記録 (の機能設計)」を掌っているわけで、その裏にある「判断」をここで学ぶことは、同じ対象を多面的に観察できるという点で意味深い。

水7 応用コーポレート・ファイナンス (新井富雄先生)

今週のテーマは、情報非対称性、シグナリング理論、ペッキングオーダー理論、レモン問題。

コーポレート・ファイナンスを題材にメカニズム・デザインを議論するこの講義のポジショニングをようやく理解する。

最近コンペで下された理不尽な判定も、巷を騒がせている構造計算書偽造問題も、買い手が無能なために起こったレモン問題。適正な情報開示をしても Demanding な買い手が目先の利益に目がくらみ判断を誤ることは往々にしてありうる。人の行動原理は経済合理性にあるが、多くの人は部分最適に陥る狭い視野で判断し、およそ合理的とはいえない行動をとる。

金6 ミクロ経済学の基礎 (蟻川靖浩先生)

冬季休暇。

金7 事業再生 (田作朋雄先生)

冬季休暇。

土3 アセット・プライシング (池田昌幸先生)

冬季休暇。

土5 ベンチャーキャピタル・マネジメント (秦信行先生)

冬季休暇。

*1:財務諸表等規則 - 真実性原則における相対的真実要請の根拠。