Private Pilot License Training - 3rd Day, 7th Stay

Lesson 24 - 25

Wind 020 at 7。同乗は T 教官。N9853L で 1.0 H の Flight、1 Landing。

Ground Reference Maneuver (Turn Around a Point, S-Turn) を実施するため Practice Area A をリクエストするが、RW 6R でなぜか Left Turn Approved。後ろに続く機が Right Turn するのかなと思いきやそれも Left Turn Approved。Traffic Pattern を廻ることになるため 1,300 ft くらいを維持していると、教官が "Continue climbing, because we'are not allowed to cross the pattern" だという。Apra Harbour の方を廻って行くのかと思ったら、Final を跨いで行くのね...そして "Request direct to Practice Area A"。ここでようやく Left Pattern を廻った意味がわかる。我々の直前にスカイダイビング機が Take-Off し、Right Pattern のそばでジャンパーを落としているのだ。

Practice Area A で Turn Around a Point を実施。何度かダメ出しされるうちに気づいたことが...Reference との距離 r を保つために、Reference を Pivot として半径 r の扇形を描き、60°先、90°先でどこを通過するかを予めイメージしておくとよいのではないだろうか。その後に S-Turn。S-Turn はきれいにでき、褒められる。

Lesson 22

同乗は T 教官。N9551L で 3.3 H の Flight、5 Landings。

Saipan への Night Cross-Country。Night Cross-Country というのは、いろいろなものが見えにくいために手間がかかるハードワークかと思っていたが、どちらかというと、外界が見えない Hood Training のような感じだ。しかも計器も見えにくい。

Agana Ramp, Ground, Tower での Radio Communication もスムーズにこなし、RW 6R at E から Take-Off。Two Lovers から Ritidian Point を目指す。陸側は灯りがあるためなんとなく地形がわかるが、海側は方角がまったくわからない。さいわい上弦の月が出ているため、雲がぼんやりと見える。

Rota に近づくと、Rota の上空にだけこんもりと大きな雲が停滞しており、西側では稲妻がピカピカと光っている。教官がその西側にある雲の切れ間を目指せと言うが、怖くてそちらに向けられない。もう少し東側上方にある切れ間を目指すが、上昇が間に合わず、結局、雲塊全体の東側を廻る。帰りに Rota で Touch & Go する予定であったが、ここだけ悪天候のため、代わりに Saipan & Tinian で Touch & Go することにした。

ここからが長い。本当に海しか見えず、心細くなるため、Saipan の灯りが見えたときには「翼よ、あれが Saipan の灯だ」と言いたくなる Lindbergh の気分。

Aguijan に差し掛かるころ Guam Center に連絡し、周波数を Saipan Tower に切り替える。ここでちょっとミス。Tinian 島 (の南端) に差し掛かっていたため、"Over Tinian" と言ってしまったのだが、そう言ってしまうと Tower は Tinian Airport 辺りにいると考えてしまうため、機位を再報告するよう求められてしまった。9 時方向に ATR がいると教えられ、その ATR が 11 時方向まで進んできたため No. 2 だろうと思っていたら、North Field に近づくころに No. 1 だと言われ、あわてて速度を上げる。

RW は 6。Tower が "6" を強調する。夜間は空気が穏やかなため Approach がスムーズで気持ち良い。Flare がやや弱く 3 点着陸のようになってしまった。Upwind で Remain Traffic Patter をリクエストすると "Turn right, Report right base" と言われる。ここでまたミス。Cross-wind のことを Base と勘違いし、Right Cross-wind で Report すると "Report turn to final" と言われる...指示のとおり再度 Report し、教官にも間違いを指摘されたのだが、実はこの時点ではまだ間違いに気づかず...再び Touch & Go し、Upwind で再度リクエストし、また "Turn right, Report right base" と言われ、Cross-wind と Base を間違えたことにようやく気付く。それにしても Saipan では Traffic Pattern を廻ることも、RW 6 も、Night Landing も初めてづくしで、Descending Point となる Abeam Touchdown Point がまったく掴めない。

Traffic Pattern を 2 周した後、Tinian に向かう。Tinian は Rota と同じく Uncontrolled Airport。123.60 kHz で意図を宣言する。Uncontrolled なので、機種が Cessna であること、RW 8 を目指していることを強調する。

Rota に戻ってくると、さきほどよりは雲は少なくなっているが、それでも島の灯りがほとんど見えない。そのまま通過して Guam に向かう。さすがに Guam、特に Andersen Air Force Base は明るく、ほっとする。Ritidian Point を過ぎた辺りで Guam Approach から Tower へスイッチして Continue (Approach)。さらに Two Lovers で機位を報告したところ、それは不要だと言われる。勘違いしていたのだが、Control Zone の切替時に報告すればよく、それが Two Lovers 辺りのことが多い、というだけであって、Two Lovers で必ず報告しなければいけないわけではなかった。

夜間の Runway は意外とわかりづらい。Saipan でも Tinian でも Agana でも、初め、Taxiway を Runway と勘違いしてしまった。そのために Downwind が狭くなることも。これは Runway の白色灯は、明るいものの、他の景色と混じってしまい区別がつきにくい一方、Taxiway の青色灯は、暗いものの、識別しやすいことによる。

本日の重要ポイント

  • Turn Around a Point では Reference との距離 r を保つために、Reference を Pivot として扇形を描き 60°先、90°先でどこを通過するかを予めイメージしておく
  • Turn Around a Point の Turn は Steep 30 〜 40°、Shallow 10 〜 20°
  • Night では Taxiway の青色灯が見つけやすい、が、それを Runway だと思わないように