Private Pilot License Training - 4th Day, 7th Stay

Lesson XX

Wind 090 at 8。同乗は T 教官。N9853L で 1.3 H の Flight、2 Landings。

Radio Communication の練習ということで Guam 北部を反時計回りに廻ることに。これまで聞こえてきた ATC を参考にして 自主的に "Counter-clockwise north part of the island, Request flight following" と今まで使ったこともない表現でリクエストし、Squawk, Contact Departure Frequency も全部聞き取れたのだが、つい、言われていない Taxi to RW 6R まで言ってしまい、"Hold Position" と言われてしまう。Radio Communication の練習なのにいきなり躓く。Hold Short of RW 6R している前を United Air B737-800 が Landing。向かい側 Taxiway A にはアントノフ An-225 ムリーヤが Taxiing している。Short-Field Take-Off at E のはずだったのだが、教官が (An-225 の写真を撮るために) Back-Taxi と言うので、せっかく出た Take-Off Clearance に "Negative, Request crossing RW 6R, back-taxiing 6L, turn left at D" とリクエスト。RW 6L を Back-Taxiing している間に RW 6R に3発機が Approach してくる。よく見ると Fedex MD-11。Guam で MD-11 はめずらしい。An-225 が "Line up and hold position, 4 minutes" とリクエストした *1 ため、Taxiway D でその前に出て Take-Off。

Counter-Clockwise と言ったにもかかわらず、Take-Off すると "Left turn approved, Contact Guam Departure" と言われる。忙しい Guam Departure の合間を縫ってコンタクトすると "Maintain VFR, below 1,500" と言われたため、上昇中だった高度をやや下げる。Two Lovers からむりやり Counter-Clockwise するわけにもいかないため、Clockwise にするしかないのかな〜と思っていると案の定、Guam Departure から "Are you going around the island counter-clockwise ?" と訊かれる。"Clockwise" と応えるが、再度尋ねられたため "Correction, clockwise north part of the island" と答える。このやりとりは正しくできたと思っていたがよろしくなかったようだ。というのは、Guam Departure は Yes/No Question で訊いているため、Affirm / Negative で答えなければならない。冗長に答えたため相手が「?」だったようだ。ATC は難しい...そして "Cancel altitude restriction, Resume appropriate altitude" と。

すぐ後ろを Take-Off した N9853L も Left Turn させられ、混雑した Traffic の中 Practice Area に行くことかなわず、Ritidian Point で Maneuver しだした。別に Sky Jumper がいるわけでもないのに...今日の Tower は何をやってるんだか。

Andersen Air Force Base の Upwind を横切ることにドキドキしながら、初めて島北部を廻る。Andersen Tower とコンタクトさせようと教官が企んでいるのかと思いきや Andersen からのコンタクトはなく、Rock Quarry に到達。Guam Approach から "Contact Agana Tower" と言われ、伝えられた Information と Altimeter を聞き、Information が出発時と同じだったことから Altimeter を Read Back しなかったところ...教官が (29.76 を聞き間違って) 29.86 に設定し直してしまう...ちょっとヤバいなと思いつつ、あとで ATIS で修正と思いそのままに。Right Downwind を狙うここからはいつもどおり。

ただ、混雑しているため、Right Downwind に入っても Proceed to Leo Palace & Hold。1,500 ft で Coordinated Turn しようとすると、教官が Bank 35°くらいで 1,200 ft くらいに下し、何かの写真を撮ろうとする...危ないって...普段言っていることと違うよ...Altimeter 設定が間違っているかもしれないと思っているので、より安全をとろうと修正するのを、また元に戻してしまう。そのうちに Information が変わったため、Tower から "Altimeter 29.76" と伝えられる。"He said 29.76" と言うと "Then, easy way" と言うので ATIS を聞いてみる。やはり 29.76。教官曰く "Altimeter Typo" だと...自分の聞き間違いを認めないね〜。

そのうち、No.2 の N9853L に続いて "Proceed to VOR inbound" と Approach が認められ、VOR 辺りの遠い Final に入るころに No.2 Touch & Go Clearance が出る...が、Taxiway A には Delta が控えており "Ready for departure" と言い出す...Throttle を入れて急ぐが...かなり待たせるから譲った方がよいのではと思っていると..."Low Approach Only" と来たので Go-Around & Turn Right。

次は Short-Field Landing。ここで大失敗。これまでで一番の Hard Landing、まるで Free Fall。原因は 3 つ。

  1. Glide Path に載せようと Throttle を絞った
  2. A/S のコントロールが悪く、45 kts くらいまで下がった
  3. Ground Out が高すぎた

教官によると Short-/Soft-Field Landing は A/S が遅いため、Glide Path は 3°よりも Steep になるとのこと。当初はよい Approach であったのに、3°Glide Path に載せようと Throttle を絞ってしまった。

Right Downwind を入り Touch & Go をリクエストし、次は教官のデモとなったのだが...Approaching Traffic との間隔調整のために "In the right base from Pago Bay" となる...時間がかかるため、次は Full Stop にすることにする。Touch & Go から Full Stop に変えるときは Sequence Control のために早く Tower に意図を伝えろと教官に叱られる。その後も Tower の "Proceed VOR, inbound" を聞き取れず...勉強にはなったが、後手後手でいいところなしの Local Flight。

次に Departure Traffic が控えているため、"Turn at D, Taxi 6L, Hold short of RW 6R" と長い指示が来るが、これは予想していたため、Read Back でき、褒められる。RW 6L をTaxiing している間に UPS B747-400F が RW 6R から Take-Off し、すぐに深い Bank で Left Turn し、我々の目の前を飛んでいく。

本日の重要ポイント

  • ATC の指示は長くなるかもしれないので、Squawk はメモを取るとよいかも
  • Yes/No Question には Affirm /Negative で答える (Read Back のような答え方は NG)
  • Go-Around Procedure
    • Full Throttle
    • Carb Heat Off
    • Flaps Up (immediately up to 20°)
    • Radio Communication
  • Short-Field Landing は低速で Approach するため、Glide Path は 3°よりも大きくなる

*1:よく考えるとこの忙しい時間帯に Line Up & Hold, 4 minutes はかなり迷惑。