Private Pilot License Training - 5th Day, 10th Stay

Oral Exam 2

昨日に引き続きスクールの過失によるトラブルあり。いい加減にしてくれと思うが、過去は気にしてはいけないのがパイロットの持つべきメンタリティ。

Oral Exam 再開。淡々と進む。心構えを変えると、実は Oral Exam は「こういう状況になったら、どうなる・どうする?」という疑問から論理を組みたてていくパズルを先輩パイロット (= Examiner) と一緒にやる楽しいオタク論議のようなものであることがわかる。その中で先輩パイロットがより安全に飛ぶにはということをアドバイスしてくれる。私が独り立ちをしても安全でいられるよう、困らないよう、親身になって授けられるアドバイスは本当にありがたく、感じ入る。

Oral Exam をただの Q & A クイズだと思い、できない問題はスキップすればいいと回答を簡単に諦める態度をとったのが昨日の失敗の原因。 Private Pilot の Final Exam では、過信するのか、取り組み方が熱心に見えないのか、実は優秀な人ほど失敗しやすいらしい。実際、私の正答率は他の受験生よりかなり高い。

簡単にすらすらと答えるとその分野を次々に質問され、う〜んと考えながら答えるとヒントがもらえ、その分野の質問はあまりでなくなる傾向にある。私の場合、すらすらと答えることが多く、特に多くの受験生が苦手とする航空医学については正確に答え続けたため、用意されている問題をすべて質問され尽くしてしまい、私を医者だと思ったのか試験官に職業を確認されてしまった。

こうして Oral Exam は合格。翌々日に設定された Check Ride に臨む。