月6 証券取引法 (岸田雅雄先生)
今週のテーマは、証券取引の行為規制(株価操縦と損失補填)。
水6 インベストメント・バンキング (村山正和先生ほか)
今週のテーマは、銀行業務の質的変化。
収益確保に向けた銀行業務の変化。コンシューマ営業はマーケティングが、サービス業はソリューションが大事であるのはどの業界も同じ。
水7 国際取引課税 (渡辺裕泰先生)
今週のテーマは、国際租税回避の具体的事例(ダブルSPCとTK+YKスキーム)。
事例はニュースで耳にしていたものが多く、TK+YKは独学で調べた程度のスキームなので、スキームはすでにほぼ把握していたと思える。だが、ニュースで露にならない裏側を交えながら、事例を類型化し、否認根拠を学ぶことは大きな意味がある。
講義関連トピックのニュース。
金6 証券化 (川口有一郎先生ほか)
今週のテーマは、定期借家権。
金7 ミクロ経済学 (蟻川靖浩先生)
今週のテーマは、プリンシパル・エージェント。
最後の課題がでる。
財政投融資・国民年金・健康保険・雇用保険・介護保険...これらはメカニカル・デザインがお粗末なためにガバナンスが効かないファンドである。日本国憲法前文によれば国政は国民の信託であり*1、受益者 (= 国民) のために受託者 (= 国政) が Fiduciary Duty という重い責任を負って運用するのが税金や社会保険料であるのに、横領・掠奪が横行する。最高裁判所が政府に有利に裁く*2のも、刑法や少年法の刑罰が軽いために犯罪が増加する*3のもインセンティブ設計が誤っているため。私が常々「強いインタレストを持つモニターの配置がビルト・インされていないシステム・デザインは欠陥だ」と指摘している対象のすべてはプリンシパル・エージェント問題。
[不定期聴講] 監査論A (勝島敏明先生)
仕事につき欠席。