今週の授業について (11/07 〜 11/12)

月6 税務会計A (勝島敏明先生)

今週のテーマは、青色申告所得税

月7 戦略的思考とコミュニケーション (川本裕子先生)

今週のテーマは、MECESo What? / Why So? での論理構成。

水6 国際会計トピックス (高橋健一先生)

今週のテーマは、EU の開示制度 (透明性指令 Transparency Directive), ISA/IFRS - US GAAP - JP GAAP の違い。

この授業はレジュメの解説が淡々と進むので、あまり会計に興味がないであろうファイナンス研究科の学生たちには退屈だと思う。私も当初はあまり期待していなかったが、USCPA に受かったばかりの身にとっては実は隠れた「当たり」授業である。Certificate 取得のために独学している Ethics では SEC Regulation が 1/4 を占めるが、すでに米国証券規制の概略を学んだので理解が早い。また、いずれ詳細に学ばねばと思っていた IAS/IFRS - US GAAP - JP GAAP の違いについてポイントがレビューできた。

水7 応用コーポレート・ファイナンス (新井富雄先生)

今週のテーマは、ケーススタディ

ブリジストン・ファイアストンについてのケーススタディ

金6 ミクロ経済学の基礎 (蟻川靖浩先生)

今週のテーマは、生産関数と等費用曲線。

金7 事業再生 (田作朋雄先生)

今週のテーマは、ゲーム理論と MV 分析、交渉学。

ゲーム理論と MV 分析どちらもミクロ経済学の分野でありながら、融合した議論は初めてで新鮮な感じがした。営業が単なる御用聞きに堕ちるのは、交渉というものを知らないからだと思う。発想の転換ができない相手に交渉スタンスで臨み、相手の理解を超えてしまい、むしろ自分が Confusion Maker のようになって分が悪いというのが最近の仕事上の悩み。

土3 アセット・プライシング (池田昌幸先生)

今週のテーマは、MV 分析と資本資産価格理論。

理論概要で語られることの多い CAPM, CML, SML を一般化して数学的に検証していく。数学的な議論を積み上げると、不思議なことに逆に経済学のインプリケーションが見えてくる。何のためにこの分析をするのか、意味論が理解できるからだ。

来週締切の課題が出る。

土5 ベンチャーキャピタル・マネジメント (秦信行先生)

今週のテーマは、エンティティ (組合) とジャフコ

日本の組合法制化の歴史に少し触れる。
再来週締切の課題が出る。