ライブドアは時価総額経営で作り上げた現代版コングロマリット。そもそもコングロマリットは経営に効果的に寄与しないということが実証されている下策の事業戦略であるのだが、ライブドアの場合は株価釣り上げを目的とした中身のない*1下策の財務戦略でもあったことが、ここにきてようやく一般にも知られることとなった。
おそらくろくに Valuation もせず、何でも手当たり次第に買いまくったライブドアではあるが、買ったものの中にはもしかしたらひとつだけ珠玉が混じっていたかもしれない。それは平松新社長である。
悪材料が飛び出し、出尽くした後には、一片の希望が残っている。*2