Full / Partial Panel Instrument Flying (Lesson 3)
Wind 110 at 10 Gust 15。N9853L で K 教官と 1.2 H の Flight、1 Landing。(右は Preflight 中に撮った、フェリーで Guam に寄港している CZ B737-Max8。)
Outside of D にて Engine Runup すると Left Magneto が 200 RPM Drop となったため、以下の Additional Procedure に入る。この目的は、シリンダー内の Carbon を吹き飛ばすため。
- Throttle 2,200 rpm
- Mixture を左へ回しながら、少しずつ Lean に
- RPM が下がり、音が変わるピークを探り当てる
- ピークから Mixture を右へ 2 回転戻す
- 計時開始,30 秒待つ
- Mixture Full Rich
- Throttle 1,700 rpm
- Magneto Recheck
- 再度 NG なら “Flight Cancel” と Ramp Contact *1 し、ハンガーへ戻る
RWY 6R から Normal Take Off すると風に流され、6L の方までふらついてしまう。Vy でも水平線が見えるよう座席に高く腰掛けるべしとのこと。1,600 ft くらいにある雲を避け、2,500 ft に達したところで Hood Work 開始。
まずは Full Panel。Heading 10°単位で、また Climbing, Descending と併せて指示されるが、なんなくこなす。
続いて Partial Panel。ATI と HDG が隠され、高度調整は Primary = VSI, Secondary = ALT を、Turn は Primary = Turn Coordinator (T/C), Secondary = Magnetic Compass を頼りに行う。Magnetic Compass の目盛りが直感と逆向きで Confusing なのはお約束。Heading Change を Climbing, Descending と併せて指示される。おおむね出来るも、よりよく飛ぶために下記「重要ポイント」のアドバイスを受ける。Partial Panel Flying を実機で初めてやったと言うと、教官が驚く。初めてにしては精度が良かったのだろう。Confusing な Magnetic Compass に限らず、ときおり操作すべき方向性を誤ることあり。T/C は Bank 角を正確に表していないため、一度 Overbanking で高度をロスしかける。
Hood を外し、空港へ帰還する。ポジションは Nimitz Hill とその南の丘の間、高度 1,500 ft。Ceiling が 1,600 ft ほどしかなく場所によっては 1,500 ft でも雲にかかりそうな上、Nimitz Hill を左回りに回ると Ceiling がさらに低そうなため、高度を下げて丘の間を抜けることに少々の恐怖心を抱きつつも Left Turn 180°, 1,400 ft で Leo Palace 方面へ向かう*2。ATIS を取り、Guam Approach & Agana Tower Contact。RWY 6R Cleared to Land。
本日の Landing も滑空がやや伸びてしまい、3 点着陸気味で Exit at E。3 点着陸は接地面への荷重が弱く、風を受けて横にブレるためよろしくないとのこと。
本日の重要ポイント
- Heading Change (特に Roll Out) は急激に行わない、Deep Bank や Overshoot にならないように
- Climb は、初期に T/C の Ball で Left Turn Tendency の相殺を確認、A/S で Pitch を確認、安定したら Trim
- Level Off は、VSI x 1/10 手前の高度から操作開始
- 高度の Overshoot は Throttle ではなく、Pitch で調整する方がスムーズで早い
- T/C は Bank 角を正確に表していないため、Overbanking しがち