今週の授業について (5/09 〜 5/14)

月6 証券取引法 (岸田雅雄先生)

Audit 受験につき欠席。

月7 租税法 (渡辺裕泰先生)

Audit 受験につき欠席。渡辺先生の癒し系授業を欠席するのはとてもイタい。

水6 インベストメント・バンキング (村山正和先生ほか)

今週のテーマは仕組み債仕組み債という言葉を聴いたことがないという学生が5人ほどいたのに、講義は概論もなくいきなりテクニカル。債券は会計処理くらい、デリバティブは基礎理論しか私も知らないので、講義の詳細も学生の質問も雰囲気くらいしか理解できない...日々扱っている人々と違い、債券というものを感覚的に理解していない。*1

配当曜日の都合で3学期以降に履修を予定しているコア科目「債券インベストメント」は2学期にでも履修すべきか? 入門書を購入するか? その程度の対策で何とかならないかと考えている素人の浅知恵。

水7 国際取引課税 (渡辺裕泰先生)

今週のテーマは所得区分(各号所得)。ソースルールは国際取引課税の肝とのこと。各号所得が、日米租税条約、OECDモデル条約、国内法のそれぞれでどのように定義されているかを分類し、どの考え方が最終的にオーバーライドするかと理解するとよさそうな気がする。

金6 証券化 (川口有一郎先生ほか)

今週のテーマは、不良債権証券化の格付。「サービサーといえども人の子、簡単な回収からとりかかるので ... (中略) ... 優先劣後のどこまでが逃げ切れるか、がキーとなる」という実務論は、トランチングの理論面を解説していた前回までの講義では得られない話だった。

金7 ミクロ経済学 (蟻川靖浩先生)

前回の課題は水曜日に提出。微積分(解析学)で解ける課題は調べたりしなくてもよいので非常に楽。2時間でさくっと終了。数学的には、純粋戦略と混合戦略はそれぞれ離散数解析と連続数解析といえる。今回の課題で連続数解析はとても強力であると感じたので、蛇足ながら考察までつけた。

今週のテーマは、課題の振り返りと展開形ゲーム。展開形は戦略形とは別物と考えていたが、展開形も戦略形のマトリックスに変換できるとのこと。ということなら、戦略形の混合戦略解析さえ知っていれば、ナッシュ均衡はすべて導出できる。
 

土3 ファイナンスの基礎 (野口悠紀雄先生)

先週に引き続き今週のテーマは先物取引先物価格と現物の将来期待価格との関係、需給とリスク・プレミアムの関係、イールド・カーブの形成原理について。野口先生は理論の説明の最後にかならず社会学的考察をするので非常におもしろい。年功序列・終身雇用制度は会社と労働者どちらのリスク・プレミアムを織り込んでいるかというのが今回の考察。

土4 エクイティ・インベストメント (米澤康博先生)

テーマは今週も CAPM の余談。なかなか本論に戻らない。こんなに毎週、余談でいいのかと少々不安に...

土6 法学補講

新歓パーティー参加のため、欠席。

*1:債券は買ったこともない。MRF を通しての間接投資はあるが。