今週の授業について (12/05 〜 12/10)

月6 税務会計A (勝島敏明先生)

今週のテーマは、税務費用会計。

益金に比べ損金の会計は、交際費や会議費の使い方など、よく知られた項目が多い。

月7 戦略的思考とコミュニケーション (川本裕子先生)

今週のテーマは、効果的な会議。

集団思考が支配する会議とは、うちの会社のこと。

水6 国際会計トピックス (高橋健一先生)

今週のテーマは、合併会計。

急に入った仕事で1時間の大遅刻。持分プーリング法とパーチェス法の国際比較。負の暖簾代というものがあると初めて知るが、それは低廉譲渡にならないかと疑問に思うので調べることにする。

水7 応用コーポレート・ファイナンス (新井富雄先生)

休講。

金6 ミクロ経済学の基礎 (蟻川靖浩先生)

今週のテーマは、需要曲線・価格差別・余剰分析。

金7 事業再生 (田作朋雄先生)

今週のテーマは、クライシス・マネジメント、私的整理と法的整理。

国際倒産において財産保全の司法命令がどこまでどのように適用されるか、に興味あり。税務であれば、属地主義と属人主義の狭間で Tax Planning することに通じる。いずれにせよ国際法務はおもしろそうだ。

DES *1 における評価額説と券面額説の話も、会計・税務の観点から興味がつきない。評価額説は券面額説のサブセットに過ぎないと思う。違いは、どの程度債権放棄し、いつ損失確定するかということでしかない。

この授業では名簿順にときどき質問されるので、指名されたときはビシッと回答しようと思っていた。ついに指名されるのだが、疲れか風邪か、ぼーっとしていて、しゃきっとしない回答をしてしまう。

土3 アセット・プライシング (池田昌幸先生)

今週のテーマは、価格付け汎関数 pricing functional。

ここまでで、裁定機会存在の有無、市場の完備/不完備、第一種/第二種裁定機会と一物一価則との関係が体系的に示される。線形代数と初等数論の議論なので概念理解は難しくないが、試験で点数がとれるかどうかは別問題。マイルストーンとして演算問題を課題とするのは先生の親切心。

来週締切の課題が出る。

土5 ベンチャーキャピタル・マネジメント (秦信行先生)

今週のテーマは、資本政策。

*1:IBM秘密鍵暗号方式ではない。コンピュータと金融は同じ用語を全く違う意味に使うことが多い。他に「デフォルト」など。